【古着】RICHARD JAMES GRAY WINDOWPANE SUIT
夏用のスーツを長いこと探しておりました。
これ以上モノは増やしたくないし、そもそもこの先ずっとスーツを着ているつもりが全くないので、あまり考え無しにいいやつ買ってもしょうがないなと思っていました。
それに、イギリス人とかは肘が破けるまで同じスーツを着る(で、破けたら修理する)とかいう話もありまして、そういうのに強くあこがれていました。
そもそも日本人はスーツを持ちすぎらしいです。もちろん普段使うからという理由でしょうけど。
などなどくだくだ言っていいスーツを探していました。
さらに長らく続く金欠により、お金もありませんで、スーツ探しのもっぱらの主戦場は古着やさんです。そんななか見つけました。
グレーのウインドペーンです。ウインドは窓の意味なので、確かに窓っぽい柄ですかね。夏用は青いのしかもってないのでグレーかなーとおもってまして。
なにより中身の方が数段面白いスーツです。裏地にこだわるのはイギリス人のあんまりみせびらかすなよ文化の賜物らしいですね。
RICHARD JAMESさんのブランドらしいです(スーツはまったくわからない)
しかし何とその下にSAVILEROWの文字が・・・
サビルロウ→セビルロウ→セビロウ→背広
ということで日本のスーツが背広と呼ばれる語源になったイギリスのストリートの名前です。フルオーダーのスーツが天文学的な金額で誂えられているところですね。いつかはここで、という場所です。
RICHARD JAMESさんのサイトですけど最高ですはい(ボキャブラリー)
裏地のさらにすごいところがこのステッチ、なぜかレインボーです。初めて見ました。最高です。すぐに買うのを決めました。
サイズもぴったりで。裾幅が太めで大変よろしい。イタリアのテーパードが嫌いなので本当に最高です。しかしこの裾のボタン、初めて見ました。まだまだわからないことばかりですねえ
長く着れそうな質のいいスーツですし、中古にあるようなダメージもほとんどありませんでして、大変お得に買い物出来ちゃいました。
さすがです高円寺。
ボタンもかっちょいい
【本日の散財額:約8000円(やっすい)】