【motoleather】motoのplaintoe
MOTOのPlain Toe Oxford Shoes #2111Blackを購入しました。
この靴、1年以上ほしかったもの(そんなものばかりですが)それは数年MOTOのブーツをはいていた人がいて、その経年変化が素晴らしかったのと、MOTOのインスタがかなり物欲を煽ってくるものだったからです笑。
アッパーはクロムエクセルレザー、ソールはダイナイトソールと全天候仕様。これから梅雨を迎える日本に合った靴なのかなと思います。木型は2種類ありましたが、一応スーツに合わせるということ(合わない)で細め(比較的スマートな?)の方を選びました。
MOTO製品はこれで3つ目になりました。他は財布とカードケースですがこれもいずれ。どれも購入以来ずっと使っています。革製品好きにドストライクな商品ばかりです。
クロムエクセルレザーとは
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ホーウィン社というアメリカはシカゴにあるタンナー(革の業者)が作っているのがクロムエクセルレザーです。他にホーウィン社の代表的な製品には「シェルコードバン」があります。
ところで、このクロムエクセルレザーは100年前のレシピをホーウィン社が独自に復活させたという経緯がありまして、かなりマニアックな特徴を持っています。
•オイルがめちゃくちゃ含まれている
•キズがめちゃくちゃ付きやすいけど、ブラシで撫でると消える
•混合なめしと思えないくらい馴染むのが早い
•温度で硬さが変わる
•丘染め
•伸びる
見た目は普通の革なんですけど、特徴がすごいんですよね。
また、独特の革らしい良いニオイもするので、革のニオイが好きな人も楽しんでもらえると思います。ニオイで「あ、これクロムエクセルレザーだ」って気がつく人もいるくらい、強めの香りです。
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で、個人的にはレッドウイングのエンジニアブーツ以来でした。エンジニアのほうはなんとか茶芯を出したくていろいろな場所を蹴っ飛ばして(笑)いい感じですが、こちらはあくまでビジネスユースなので、丁寧に扱おうかと。
ダイナイトソールは初体験です。
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ダイナイトソールは1897年創業のイギリスのDAINAITE社が製造を手がけています。多くの英国靴に採用されているため馴染みの深いラバーソールと言えます。
薄くエレガントなデザイン
特長として、ラバーソールならではの耐久性はもとより、分厚く野暮ったくなりがちなラバーソールの中でも比較的薄く、そのデザインと合わせエレガントと表現されることがあります。
雨に強いラバーと高いグリップ力
また雨の日はもちろんですが、石畳のように凹凸の多い外国の道路事情に比べ、日本はアスファルトやタイルなど滑らかに舗装が施された道が多く、ダイナイトソールは革底に比べ高いグリップ力を発揮します。
https://koccmusic.com/dainaitesole/
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↑地面きったなくてすみません
実際に雨がまあまあ降った日にはいてみましたが、結構すべるなあという印象でした。とはいえ初めてレザーソールを履いた時は点字ブロックで転んだ訳ですから、それよりは全然グリップ力はある印象。
ケアについては無色のクリームをお勧めされました。これは知らなかったですが、クロムエクセルの特性なのか、黒いクリームで磨くとパンツなどに色移りする可能性があるから、とのことでした。
というわけでこれからの梅雨時期にも活躍してくれる日本向けの優秀な靴なのでたくさん履き込んでいこうと思います。そのうち経年変化をアップできるくらいこのブログを続けるのは一つの目標です。